導入事例
【事例4】安全衛生委員会の活性化につなげる
Company Data
- ●業種
- 卸売業
- ●従業員数
- 130名
導入前
産業医は選任済み。法令に則り安全衛生委員会は毎月実施しているが、義務だから仕方がなく、というスタンス。内容はほとんどが季節的な医療の話ばかりに終始し、次第に参加率も低下。何もプラスのものを生み出さず時間と労力とコストの無駄、という状況。
活用方法
01 | まずは「受け身の産業医」から「改善点を提案してくれる産業医」への交代を決意しましょう。 |
---|---|
02 | まずは現状分析から実施。過去、業務中に発生した事故、ヒヤリ事例等を集める。そして安全衛生委員会の議題を、季節的な医療の話に加え「健康管理」「過重労働管理」「メンタル対策」「作業環境管理」という各テーマに基づいた報告と対策に変更する。 |
03 | 委員会メンバーに委員会での決定事項の各部署への伝達や、質問事項の吸い上げ等役割を与え、現状把握からアクションプランの立案、実行といったPDCAを回すようにする。 |
導入後
- 結果1
- 会社の現状から抽出した「意味のある」テーマで実施することで参加率が向上、委員会が活性化した。
- 結果2
- 医療知識の提供だけではなく、労働安全衛生に関する「意思決定」の場として有益なものになった。
- 結果3
- 今後、会社として整備すべき問題点を人事総務、経営層だけでなく、現場従業員に共有することができた。その結果、安全衛生委員会が従業員にとっても会社の「意思決定」の場として認知されるようになった。