導入事例
【事例5】休職社員への的確な対応をする
Company Data
- ●業種
- 士業
- ●従業員数
- 65名
導入前
産業医未選任。メンタル不調者と思しき従業員が1名おり、本人に病院への受診を再三促しているが本人は拒否を続けている。このままズルズルと状況が悪化することは、従業員の健康面からも、企業としての「安全配慮義務」の観点からも避けなければならない。しかし休職手続きに関するフローも整っておらず、休職者発生時の早急な対応が困難な状況に危機感を感じている。
活用方法
01 | ラインケア研修(不調者の早期発見の仕方や不調者に対する受診の進め方の指導)を管理職向けに行う。 |
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02 | 就業規則の見直しと会社のルールの構築を提案してもらう。(Ex.「病院への受診命令及び必要によっては休職を命ずる」旨を就業規則に記載する等) |
03 | 休職中の経過観察の為に休職者本人と連絡が途絶えない仕組みを構築する。 |
04 | 休職者発生時の対応に関するマニュアルを作成する。また休職に入る社員に「復職に向けてのしおり」を作成する。 |
導入後
- 結果1
- 受診を拒否し続けていた不調者が、産業医の説明によって納得した形で受診をすることができた。
- 結果2
- 管理職のメンタル不調者早期発見に対する意識が高まり、潜在メンタル不調者の把握ができた。
- 結果3
- 不調者の早期発見から休職時の対応まで、人事向け、当事者向け、管理者向けのフローとマニュアルを作成することができ、それを基に各々の立場で行うべき行動が明確になった。